関東地区のギフチョウを求めて出掛ける。4月3日のリベンジであり、ラストチャンスと覚悟を決めてきた。HP仲間はすでに皆撮影に成功し、他産地などのギフにチャレンジを始めている。
昨夜息子も一緒に行きたいと言っていたが、熟睡中であったため午前7時半前に一人で出発した。
9時前に現地の駐車スペースに到着したが、他に駐車している車はなくちょっと拍子抜け。朝食とデジカメをリュックに詰め込み山を登り始める。
天気もまずまず、だだ数日前からかなり気温が高く、あまり飛び古していなければいいなぁなどと思いながら、杉林をぬけると早速女神の歓迎を受けた。
まだ関東地区にもギフチョウが生息していることを確認できて嬉しくなった。
次々ギフは飛来するが、吸蜜する花が少ないためなかなか撮影のチャンスがつかめない。しばらく行ったり来たりしてようやく数枚撮影でき、余裕ができた。倒木に腰を下ろし、おにぎりとサンドイッチを食べた。その間もどこからともなくやって来るギフに振り回され、落ち着いて食事ができなかったが、至福の一時であった。
オスの発生はピークを迎えているようで、次々とどこからともなく現れてくれた。ただ、羽が傷んできていたのが残念であった。ギフの飛来が続くと、付近に飛ぶミヤマセセリにはレンズを向ける気にならなかったが、しばし飛来がおさまった時などには格好のモデルとなってくれた。
写真の出来はさて置き、十分満足したため早めに下山する。途中、人家の周りを飛ぶギフを見かけたのには驚いた。
駐車スペースの付近ではスギタニルリも発生していた。