東御市にミヤマモンキチョウ、ミヤマシロチョウの様子を見に行く。
始めにミヤマモンキの発生ポイントを目指して登るが、運動不足の体に急な登りはかなりきつい。高度を増すにつれ日差しを遮る樹木も少なくなり、強烈な日差しが容赦なく照りつける。撮影の体力を温存するため山頂部まで行くのを諦め、ミヤマモンキがチラホラ飛び交う中腹で撮影することに。
しかし連休中日とあって登山者の姿が多く、道端のハクサンフウロなどの花にやってくる蝶も落ち着いて吸蜜してくれない。ふと登山者の中に「
ヒメオオの寄り道」のhimeoo27さんの姿を見つけ、その後は撮影をご一緒することになった。
登山者の行列が一段落した頃からじっくり撮影をはじめた。早い梅雨明けとその後の猛暑で発生が早まっているかと思ったら、例年並のようだ。雄は傷んだ個体も混じるが、撮影には適期だろう。
D90+SIGMA 17-70mm
D80+SIGMA 70-300mm
吸蜜シーンを十分撮影した後、クロマメノキの周辺で産卵シーンなどを狙ってみた。雌はそこそこに産卵にやってくるが、1卵づつ葉に産み付けるため産卵時間はかなり短い。
D80+SIGMA 70-300mm
Caplio R4
運良く交尾シーンにも巡り会えた。
Caplio GX8+魚露目8
ところで、ミヤマモンキの雌には黄色い個体は存在しないようだが、この雌は雄のように黄色を帯びているように見えた。
昼食も摂らずかなりの時間を費やしてしまったが、ミヤマシロの撮影ポイントも回ってみることにした。
こちらもそこそこの発生数が確認でき、吸蜜シーンや交尾シーンも撮影できた。
D90+SIGMA 17-70mm
D90+SIGMA 17-70mm
標高が高いため、日陰で休んでいる分には心地よいが、炎天下の撮影はかなり体力を消耗し、下りのリフトのありがたさが身にしみた。おまけに顔面や腕はたっぷり日焼けしてしまった。