今夏3度目の富士山麓訪問。
今回は『
小畦川日記』のダンダラさんと『
ヘムレンのNature Photo』のヘムレンさんも一緒なので心強い。前回見れなかったゴマシジミやヤマキチョウを探したい。
手始めにキマダラモドキの様子を確認に。林内に入ると不意に飛び出しミズナラの幹に止まった。
D80+SIGMA 70-300mm
裏面ばかりではと帰りがけに、もう一度立ち寄ったが、同じように幹に止まる個体ばかりが目立つ。木漏れ日が射す下草に止まった個体があり、暫く様子を伺っても開翅してくれることはなかった。この蝶の開翅条件は私にはまだ会得できない。
広大な草原でゴマシジミを見つけるのは至難の業。広範囲に生息していると思われるが、端から探していては効率が悪い。ヘムレンさんに良いポイントを案内してもらい無事撮影することができた。
D80+SIGMA 70-300mm
好天のため開翅は望めず、飛翔撮影で翅表を捉えた。この地域のゴマにしては青鱗がよく発達していた。
D90+SIGMA 17-70mm (トリミング拡大)
D90+SIGMA 17-70mm (トリミング拡大)
ヤマキチョウが多く見られるというポイントに移動するが、想像以上の採集者の数。ヤマキ用の黄色い大きなネットには驚いた。ヤマキの雄をおびき寄せる効果があるらしい。
確かに雄は黄色い花に集まる。ギフチョウ用の青ネットは普及しているが、黄色いネットを見たのは初めてだ。ここで『
蝶と山 てくてく写日記』のbanyanさんが合流。ポイントを移動し、ようやく黄色い花でヤマキチョウを撮影出来た。
D80+SIGMA 70-300mm
D80+SIGMA 70-300mm
ヒルガオの一種で吸蜜する個体もいて、一概に黄色だけではないと感じた。
D80+SIGMA 70-300mm
一方、雌はというと白いヒメジョンの花がお気に入りのようだ。
D80+SIGMA 70-300mm
草原にはヒメシロチョウの姿も少なからず見られた。
D80+SIGMA 70-300mm