浅間山系の高山帯には、ミヤマモンキチョウとミヤマシロチョウが生息する。これらの蝶は保護活動により個体数が維持され、手軽に撮影することが出来る。
生息域はいずれも約1,800m以上にあるため、それなりの登山は必要となる。
ミヤマモンキの方がやや標高の高い場所にポイントがあり、1時間ほどかけて山を登る。山頂までもう少しの場所に『
蝶と山 てくてく写日記』のbanyanさんの姿を見つけ、撮影を共にする。
さっきまでは日差しがあったが、ガスが湧き始め蝶の姿は確認できない。高山蝶は天気に敏感だ。
時折見せる晴れ間がチャンスで、その時活動した蝶を追うことになる。
D90+SIGMA 18-250mm
D90+SIGMA 18-250mm
D90+SIGMA 18-250mm
D90+SIGMA 18-250mm
何とか雌雄とも撮影出来たが、雌は活動中にガスが湧いて低木に止まったところを撮影したものだ。
ミヤマシロは少し下った場所にポイントがあり、吸水や各種の花で吸蜜する個体を撮影出来た。
D90+SIGMA 18-250mm
Caplio GX8+魚露目8
D90+SIGMA 18-250mm
D90+SIGMA 18-250mm
D90+SIGMA 18-250mm
撮影者に混じって、腕章を付けた監視員の方も見られる。ササが覆ってきたため、ハクサンフウロやウツボグサ、アザミなどの吸蜜植物が少なくなり、ササを刈る必要があると言っていた。
多い時には、アザミに4頭もの個体が集まった。
D90+SIGMA 18-250mm