GWの恒例となった新潟のギフチョウと赤城姫を求めて出掛ける。
先週後半からようやく天気は安定し、今朝も快晴で期待が持てた。
昨年の新潟は豪雪で連休後半までかなりの残雪があり、ギフの発生期も遅れたが、今年は平地はもちろんのこと、丘陵部にも残雪は見られない。ギフの発生は例年以上に進んでいると思われた。
そんな状況のため、まずは標高の高い場所に向う。午前8時過ぎには町が眼下に見下ろせる山頂部のポイントに到着。散策を始めて間もなくギフが日当たりの良い斜面などに現われた。
D70+SIGMA 17-70mm
カタクリの花も多少咲いていたが、飛翔ルートを外れているようで訪花は見られない。幸運にも桜での吸蜜シーンが撮影できた。
Caplio R3
D70+SIGMA 17-70mm
このポイントでは予想通り、大半が破損の無い雄ばかりであった。
徐々に標高を下げてくると、雌もちらほら見かけるようになり、カンアオイからは卵も見つかった。
D70+SIGMA 17-70mm
Caplio R3
主目的であるカタクリでの吸蜜撮影のため、麓近くのカタクリの多いポイントに向うと、青いネットを持った家族連れが陣取っていた。時刻も12時近くなり、仕方なくカタクリ吸蜜を諦め赤城に移動することに。
麓の駐車場に到着したのが午後1時、車載の温度計は15℃で少し肌寒い。発生の不安がよぎった。
山を登り始めて間もなく、下山途中の『
赤城姫を愛する集まり』のメンバーとすれ違い、状況を聞くとまだ発生していないとのこと。不安は的中したが、現地の様子だけでも確認したいと思い山を登る。山腹のカタクリは咲き始めていたが、山頂部に近くなるとスミレの花も見られない。
D70+SIGMA 17-70mm
発生はGW後半になると思われた。帰りは例のごとく、ゼフの越冬卵探しとなってしまった。
ジョウザンミドリシジミの越冬卵 Caplio R3
GW中にも拘わらず、高速道路の渋滞もなく帰宅できた。
後半のGWには、赤城リベンジ、そして白馬遠征もしたいなぁ。