五月晴れのもと、新緑の奥多摩は清々しい。
山麓部の初夏の蝶は盛りを過ぎてしまい、ウスバシロチョウなどもほとんど見かけない。そのためさらに奥の山梨県側まで足を延ばすことに。
渓谷沿いにはミヤマカラスアゲハが多い。湿地で吸水する個体を探すが、川の対岸に吸水する黒いアゲハの集団が見られるが、水深があり川を渡るのはとても無理であった。
試しに飲みかけのスポーツ・ドリンクを河原に少し撒いておいて待つことに・・・
その間ポイントを移動し、しばらくウスバシロチョウなどを撮影して戻ってみると・・・
D70+SIGMA 17-70mm
スポーツ・ドリンクを撒いた辺りに黒いアゲハがたくさんやってきていた。大半がミヤマカラスでカラスアゲハが少し混じる。絶好のシッターチャンスが巡ってきたが、生憎吸水個体の周りが日陰になってしまっている。仕方なく内蔵ストロボを使って撮影した。
D70+SIGMA 17-70mm(内蔵ストロボ使用)
広角撮影も試みたが、帰宅後確認するとレンズの影が入ってしまって折角の写真が台無しであった。
近くに別の吸水する個体も見られ自然光のもとで撮影できた。
D70+SIGMA 17-70mm
やっぱり自然光での発色は美しい。
D70+SIGMA 17-70mm
毛色の違うアゲハを発見、と思ったらこちらはアゲハモドキであり、こちらも石に静止して吸水行動をとっていると思われた。