春めいた陽気になるとの予報のため、入間川の河川敷を訪問した。
このポイントは南向きの土手のため、モンキチョウの発生が早い。一昨年は1月下旬にモンキチョウの発生を確認していた。
今年は数度にわたり寒波が襲来し、降雨もほとんど無いため余り期待できなかったが、未発生を確認するのも成果だろうと出掛けてみた。
ポイント近くに車を止め、車載の温度計を確認すると14℃を表示していた。河川敷を歩いて毎年発生の早い土手の辺りに近付くと、他よりも幾分気温が高いと感じた。土手には菜の花なども咲き始めていた。暫く様子を伺っていたが、モンキチョウが飛ぶ姿が観られない。周辺を一通り歩いてみたが姿は確認出来なかった。
仕方なくモンキチョウを諦め、『
小畔川日記』のダンダラさんがムラサキツバメなどの観察を続ける川越市の公園に立寄ることにした。既にムラツの姿は観られないだろうが、ムラサキシジミやウラギンシジミに期待した。
公園に着いて、前回、ムラツやウラギンシジミが越冬していたポイントを覗いてみるが姿はない。ダンダラさんも今日は公園に来ていないようだ。公園のツバキやサザンカは、寒さと乾燥で葉が茶色に変色してしまっている。

仕方なく、川原の方に移動してみると、ダンダラさんご夫妻が河川敷を歩いている姿があった。直ぐに合流し、公園などの状況を伺った。後ほど、唯一のウラギンシジミの越冬場所を案内してくれると云う。それまで河川敷を散策することに。
すると越冬中のキタテハが姿を見せた。よく観ると周辺には複数が活動している。そのうちの1頭が湿地で吸水しはじめた。乾燥しているので、水分を求めているようだ。

これらを撮影した後、公園のウラギンシジミを案内してもらった。その場所は、ムラサキシジミのポイントのカシの多い場所だ。翅の傷みが少ないウラギンがカシの葉裏に止まっていた。この公園で確認出来きる唯一の個体のため、有難く撮影。

すると活動するキタテハの姿が目に入り、ツツジの上に落ちたプラタナスの枯れ葉に止まった。

その後、周辺を散策していると、水飲みの排水口に褐色のシジミチョウを発見。

観るとムラサキシジミが吸水している。

先程のキタテハ同様、乾燥しているので水分補給しているようだ。
その後、開翅までしてくれ、この時期にしては期待以上に撮影を楽しめた。

ダンダラさん、奥さん、大変お世話になりました。
気温が10℃以上になるとの予報のため、所沢市の公園を訪問した。
前回は、12月11日に千葉県を訪問した帰りに立寄った。その際には午後2時半を回り、ムラサキツバメのほとんどが塒で越冬態勢に入っていて、却って大きな塒の発見にも繋がった。
早速その塒を確認してみると、20頭以上の塒がもぬけの殻となっていた。

近くのもう一箇所の塒にもムラツの姿はなかった。脚立も用意し、一部が枯れた葉などを丹念に探したが、姿はなかった。
一方、前回見つけたマテバシイの葉で休むムラサキシジミは、引き続き越冬態勢にあった。

塒を探していると、
Korielさんが姿を見せ、その後は一緒にムラサキツバメなどを探した。
予報に反して、日差しが雲に遮られ気温が上がらない。ようやく太陽が晴天域に顔を出したのは、午前11時を回った頃だった。徐々に気温は上がり、ムラツの活動が期待された。
するとKorielさんがシャリンバイにきているムラツのオスを見つけてくれた。

気温はまだ10℃に満たないとのことで、日光浴してからだを温めていた。ブルーがかった紺色の翅表は大変美しく、かなりの枚数を撮影してしまった。


今日は、この1頭が現れてくれただけで十分満足だ。その後、からだが暖まったのか、シャリンバイの葉をしきりに舐めていた。

アブラムシの分泌液でも付着しているのだろうか。
他にKorielさんが把握していた越冬中のウラギンシジミを教えていただいた。写真左上部にもう一頭の姿がある。

Korielさん、大変お世話になりました。
明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。昨年末の12月30日に川越市の公園を訪問した。
この日は気温が高くなるとの予報。ムラサキツバメが塒から出て活動する前を確認するため、少し早めに出掛けた。『
小畔川日記』のダンダラさんがレポートしていたムラサキツバメの塒は17頭にもなっていた。
駐車場に着いたのが午前10時半、まだ車載の温度計は9℃を表示していた。直ぐに塒のあるクヌギの若木を確認するもムラサキツバメの姿がない。かなり入念に探しても1頭も姿を見掛けない。こんなはずではなかったが、後ほどダンダラさんが来たら確認してみようと思った。
それまで周辺を探していると、樹上を飛ぶ姿がチラホラ観られる。別の場所に塒を移してしまったのか。近くのマテバシイを観たとき、2頭のムラツが休んでいた。やがて日なたに出てきて暫くすると翅を開き始めた。

そのうち
Korielさんがお見えになった。また暫くしてダンダラさんご夫妻もお見えになった。
その頃になると、サザンカの花で吸蜜する個体なども観られた。


ダンダラさんに大きな塒の話を伺うと、5日程前の風が強い日に、皆バラけてしまったようだ。観られなかったのは残念だが、他に塒が見つかれば良いなと思った。
先程のマテバシイの塒もクヌギから移動した個体だろう。開翅していたオスはその後活動するかと思ったが、日陰に移動し休眠態勢に入ってしまった。さらに活動していた別の1頭が戻ってきて3頭の塒になった。まだ午前11時前だというのに、今日の活動は終わったようだ。

最近、公園のサザンカやツバキの剪定が行われ、越冬中のウラギンシジミが姿を消してしまったようだ。剪定のタイミングとして蕾も沢山付いていたので疑問に思うが、ウラギンシジミにとっても災難であった。
唯一、カシの葉裏で休むウラギンをダンダラさんに教えてもらった。

その後、上着がいらなくなるほど気温が上がってきたので、カシの多いポイントに移動した。ダンダラさんによると、最近ムラサキシジミの姿を見掛けないとのことで、その確認もあった。
ポイントに着いて間もなく、活動するムラサキシジミを確認出来た。

近くにはサザンカがあり剪定はされていたものの、いくつかの花が咲いていた。するとその周りを飛ぶ2頭のムラサキシジミが目に入った。やがて1頭が吸蜜をはじめ、さらにもう1頭が加わった。

このポイントには、他にもムラサキシジミの姿があり、5頭ぐらいが確認出来た。


また、ムラサキツバメの姿もあり、


さらにヤマトシジミのメスも現れた。

予想外に沢山の個体が活動してくれ、撮影を楽しめた。帰りには、車載の温度計は17℃を表示していた。
ダンダラさん、奥さん、Korielさん、大変お世話になりました。
前回の訪問が11月21日のため、約1か月振りの訪問となった。
気温は高めながら風が少し強い。河川敷のマテバシイを覗くと、ムラサキツバメなどの活動する姿は見えない。例年、塒があるマテバシイの下枝などを探すも姿はない。
その後、ウラギンシジミの塒も含め、数本あるマテバシイの低位の枝を一通り見ても塒は見つからなかった。
やがて樹上を飛ぶ褐色のシジミチョウが視界に入った。行く先を追っていくと低位の葉に止まって翅を開き始めた。ムラサキツバメのメスだ。

暫くこのメスが飛んでは止まり、良い被写体となってくれた。


一時、塒に入りそうな素振りを見せたが、活動を止めることはなく塒は突き止められなかった。今日確認出来たのはこの1頭だけであったが、撮影は楽しめた。
明日辺りから気温が下がりそうなので、千葉県のルーミスシジミを観に出掛けた。
ルーミス詣では7年振りとなり、その後の状況を確かめたかった。更にはオオキンカメムシの様子も併せて観る予定でいた。
自宅を出発するのが少し遅れたことで、外環道がかなり渋滞してしまった。東関道に乗ったのが9時半を回ってしまい、ポイント着がかなり遅れそうだ。また、天気も余り芳しく無いよう思われた。今日は単独のため、その先の渋滞状況もなども加味して、残念だがルーミスは諦めた。
折角、千葉県まで出掛けて来たので、昨年『
蝶のいる風景blog』のFarfallaさんにご案内いただいた公園などに立寄ることにした。
気温も低いので活動する個体はいないだろうと、もっぱらムラサキツバメの塒を探すことに。すると直ぐにカクレミノの葉上で休む大きな集団が目に入った。

さすが個体数の多い千葉と感じた。その後も何か所か大きな越冬集団が観られた。


ウラギンシジミも探したが見つかったのは1頭のみ。

もう一箇所海沿いの公園に移動し探してみると、昨年ご案内いただいた辺りに大きな塒が見つかった。

上の塒のすぐ下側に別の集団がある。

日が差してきたので起き上がり始めたが・・・


この時点でも時折お日様が顔を出す程度で、気温は上がらない。海岸沿いなどを散策しながら天気の回復を期待した。残念ながら、ムラサキツバメが活動するほどの気温には至らなかった。
ムラサキシジミの塒も確認できず、午後1時ぐらいまで粘ってみたが、状況が好転することも期待できなかったので、公園を後にした。
帰りがけに、所沢市の公園に寄ってみた。
この頃になると雲がとれて日差しがたっぷり注ぎ、気温も上がってきた。残念なことに風が強くなっている。まずはムラサキツバメの塒を確認すると、前回10頭程が2枚の葉に分かれて休んでいた塒は、余り個体数に変化はなかった。

ところが、前回3頭が確認出来た塒には、何と20頭以上のムラツがひしめいていた。これには驚いた。今日は軽トラではなかったので、脚立を積んでこなかった。仕方なく折りたたみの椅子を踏み台にして撮影した。

活動する個体がいないか周囲を散策していると、日当たりの良いマテバシイの回り飛ぶ個体を発見。しばらく様子を観ていると、マテバシイの下枝に止まり翅を開き始めた。

今日初めて活動する個体を撮影出来た。時刻は午後2時半を回っていた。
さらに周囲を探していると日の当るマテバシイの葉上で休むムラサキシジミを見つけることが出来た。

残念ながら今日はルーミスシジミを観に行くことが出来なかった。天気も余り良くなかったので、結果として正解だったかなと自分を慰めた。
ルーミスは、年内の天気の良い日に改めて訪問したいと考えている。