先週、『
蝶の写真館』のダンダラさんからお誘いいただき、撮影仲間のT氏も同行して神奈川のギフチョウを見に行くことに。
すでにギフの便りは聞かれていたため、期待して今日の撮影行に備えたが、天気と今週に入って冬並みの寒さが戻ってしまったことが気になっていた。
天気は薄曇り、気温も10℃を下回っていたが、陽射しさえ十分に確保されればどうにかなるだろうと出掛けてみた。
ポイントに着く頃には、さらに雲が厚くなる。天気予報では午前中は晴れとなっていたのに・・・。
とりあえず山を登って南向きの斜面で待ってみるが、冷たい風がゴーっと音を立てて雑木の間を渡っていく。時折薄日も射すが、ギフの活動を促すほどには気温を上げてくれない。暫くスミレなどの写真を撮って天気の回復を待ったが、一向に好転する気配もなく渋々山を下りた。
D80+SIGMA 17-70mm
地元に戻ってコツバメを撮影しようということに。
狭山市にある広い公園の一角の発生ポイントで待ってみる。天気も回復し、日当りの良いツツジの周りで待っていると、何処からともなく1頭が現われた。その飛び方はあの素早いコツバメの飛翔と違ってどこかぎこちなく、すぐにツツジの葉に静止した。気温が低めのため活動が鈍いのか。
D80+SIGMA 17-70mm
体の向きを変えると、片方の翅がよく伸びていないことに気が付いた。ぎこちない飛翔はこれが原因だったようだ。
D80+SIGMA 17-70mm
ダンダラさん、Tさん、大変お疲れ様でした。ギフの撮影は叶いませんでしたが、フィールドワークは楽しいですね。