HP仲間3人と新潟のギフチョウ観察に出かける。
埼玉を出発したころは天気も良く、カタクリで吸蜜するギフの姿などを想い描いてそれぞれが撮影スタンバイモード。
関越トンネルを抜けると残雪の多さに驚きながら、向うは日本海沿岸。徐々に残雪も消え、目的地が近づくと桜の開花もちらちら始まっている。ところが何時から吹き始めたのか、かなりの強風にちょっと不安がよぎる。さらに太陽が薄い雲にさえぎられ始めた。
ポイントに着くなり、ギフのよく集まるピークを目指す。暫く歩くと早速一頭が足元から迎えてくれたが、カタクリや地面にも止まることなく見失ってしまった。この頃には、日差しは厚い雲にさえぎられ、肌寒ささえ感じ始めた。次の出現を期待しピークを目指したが、これが今日出会った最初で最後のギフとなってしまった。
山頂付近はカタクリやスミレ類などの花が咲き、絶好の撮影ポイント。ひょとしたら現れるかも知れない主役に望みをかけながら、花の写真を撮って気を紛らわした。
カタクリ この花でギフチョウが吸蜜している写真のはずだったが・・・

ミスミソウ

登山道脇の湧水の周りで盛んに鳴いていたタゴガエル