白馬再訪も考えたが、体力的なことも考えて近場の奥多摩へぷらっと出掛けてみた。
今だツマキチョウやウスバシロチョウの姿が目に付く。流石に発生のピークは過ぎ、産卵期を迎えている。
D80+SIGMA 70-300mm
ウスバシロチョウの雌は、草地に潜り込み枯れ草の茎などに産卵を始めた。
D80+SIGMA 70-300mm(内蔵ストロボ使用)
時間をかけて産卵していたので、産卵していた枯れ草を確認すると、ふっくらとした淡いオレンジ色の卵がきれいに5つ並んでいた。
CASIO EX-ZR200
産卵は体力を消耗するようで、暫く近くの草に静止して休んでいるようだ。
D80+SIGMA 70-300mm
渓流沿いのウツギの花には黒いアゲハ類やサカハチチョウが多い。アゲハ類では、オナガアゲハが最も多く、カラスアゲハも混じる。標高が低いためかミヤマカラスアゲハは確認できない。ウツギの吸蜜では良いシャッターチャンスに恵まれず、ツツジで吸蜜するシーンが何とか撮れた。
D80+SIGMA 70-300mm(内蔵ストロボ使用)
D80+SIGMA 70-300mm
サカハチチョウの中に斑紋の変わった個体が見られた。
D90+SIGMA 17-70mm
正常な個体に比べ、裏面の斑紋もかなり異なる。
D90+SIGMA 17-70mm
一番の期待はアオバセセリであったが、1頭も見かけない。もう少し時期を遅らせるか、居なくなってしまったのか。アワブキは沢沿いにたくさんあるのに、確か昨年も見掛けなかった。
スミナガシは頭上を通過する個体を見掛け、葉裏に静止したのを証拠写真として撮影した。
D80+SIGMA 70-300mm
クモガタヒョウモンもすでに発生を確認できた。
D80+SIGMA 70-300mm