群馬県に山地性のゼフィルスを求めて出掛けてみた。
山地性のゼフは、専ら奥多摩や山梨方面で探索していたため、たまには行き先を変えてみようと群馬方面を選択。
山地帯に入って行くと、沿道にもすでにゼフの姿が確認できる。時刻からして、ジョウザンミドリシジミだろう。車を適当な駐車スペースに止めて確認すると、かなりの個体が確認できるが、撮影には静止位置も高く、車の往来にも気を使わなければならない。
ここでの撮影は早々に切り上げ、どこか適当な林道を探すことにする。暫く走行するも中々脇道は現れず、上り坂が終わった辺りに脇道を見つけ、侵入して行くと適当な空間にジョウザンの姿が見られた。その数は相当なもので、あちこちで卍飛翔が繰り返されている。

D7100+TAMRON 16-300mm
時折下草などにも静止してくれ、撮影を楽しんだ。

D90+SIGMA 10mm

D90+SIGMA 10mm

D7100+TAMRON 16-300mm
ここでかなりの時間を費やしたため、別の環境を求めて先へ進んだ。すると、道路脇に見覚えのある車を見つけ、辺りに目をやると『
蝶と山 てくてく写日記』のbanyanさんの姿が視界に入ってきた。慌てて路肩に車を止め、その方へ向かうと『
蝶の玉手箱』のcactussさんの姿も見える。この後、撮影をご一緒させてもらうことに。
ちょうどアイノミドリシジミがテリを張っているところだ。しかし、かなり高い位置のため、思うように撮影できない。時折下草などにも下りてくるようだが、そんなチャンスは1、2度あっただけ。

D7100+TAMRON 16-300mm
そのうちテリ張りのタイムアウトを迎えてしまった。その間、下草に下りたエゾミドリシジミの姿を撮影出来た。

D7100+TAMRON 16-300mm
残念なことに翅表を見せてはくれなかった。
アイノの活動が終わったため、cactussさんの案内で、ウスイロオナガシジミを探した。長竿でカシワを叩くと低位に止まってくれた。

D90+SIGMA 10mm

D7100+TAMRON 16-300mm
再び、最初のポイントに戻りメスアカのテリ張りを期待した。その間、ウラキンシジミも姿を見せた。

D7100+TAMRON 16-300mm(内蔵ストロボ使用)
メスアカは良い位置に下りてはくれず、満足いく撮影は出来なかった。この頃になると一部のアイノが下草に降りていた。

D7100+TAMRON 16-300mm(内蔵ストロボ使用)
ただ、翅を開くことはなかった。