「
蝶の写真館」のダンダラさんと鎌倉のアカボシゴマダラを見に行く。
当初、千葉のルーミスを見に行く予定であったが、天気が余り良くないようなのでアカボシ撮影に変更。
ダンダラさんの既知ポイントに着き、ベンチで朝食を摂っているとすぐにナガサキアゲハの歓迎をうける。
早速、アカボシの有力なポイントに向かうが、林の中の小道はかなり急で薄暗い。クロコノマでも出てきそうな、こんな所にいるのだろうかと疑がってしまうような環境。先月すでに産卵シーンを撮ったというエノキのポイントに近づくと突然どこからともなくマダラチョウのような飛翔の蝶が飛び出す。後翅の赤紋が確認でき、アカボシゴマダラと判別できた。これがこの蝶との初対面。事前にダンダラさんからその飛翔はアサギマダラのような飛翔だと聞いていたので混乱しなかったが、確かにそれに違いない。
この個体は陽の当たる高木の葉の上に静止してしまい撮影は不可能であった。
その後、期待を持ってエノキの多いポイントに移動するが採集者が入っていたため早々にそのポイントは切り上げる。さらに散策路を進むと、エノキに産卵中の雌を発見。そっと近づいたが逃げられてしまう。しかしこのポイントで暫く粘ると、ぽつぽつ現れて無事撮影できた。
現れる個体の多くが、ムクゲの木にまとわり付くように飛翔していた。雄の飛翔はゴマダラチョウと大差ない。

ゴマダラチョウなどと同様にコナラなどの樹液にやって来るものと思っていたら、なんとムクゲの花で吸蜜し始めた。それも白花がお気に入りのようだ。

ダンダラさんが産卵シーンを撮影したエノキの幼木には蛹も見られた。

アカボシのポイントに向かう途中で産卵中のツマグロヒョウモンを発見。母蝶はスミレの仲間だけでなく様々な植物に産卵した。他のヒョウモン類と同様で随分無責任だ。
ところで、この蝶の飛翔も雄は他のヒョウモン類と大差ないが、雌はマダラチョウの飛翔を思わせる。

産卵中の母蝶が突然ジョロウグモのあじに掛かってしまった。すぐにクモが蝶を捕まえると、あっという間に蝶の動きが止まってしまった。

みるみるうちに、あじに巻かれてしまった。

このポイント付近では、ナガサキアゲハやモンキアゲハをしばしば見かけたが、撮影できたのは朝日の当たる葉上で翅を休めるモンキアゲハだけであった。