ギンイチモンジセセリの様子を見に入間川へ。
以前観察していたポイントが護岸の整備でススキが刈り取られ、砂利が入れられてしまった。砂利敷きの空き地からススキは芽を出し始めているが、ギンイチの姿は無い。
100m程離れた場所に新しいポイントを見つけていたので、今日はその場所を主に探索することに。時刻は午後2時を回っていたが、天気も快晴で気温も高い。蝶の活動にはまだ十分な時間があった。
草地を歩き始めて暫くすると1頭のギンイチを確認できた。気温が高いため中々止まってくれない。見失わないように後を追っていると別の個体が飛び出す。
D7100+TAMRON 16-300mm
枯れ草などに止まっても、こちらの気配に敏感で中々近付かせてくれない。そんな事を繰り返しているうちにヘビイチゴの花で吸蜜する個体を見つけた。カメラを向けて近付くと逃げられてしまったが、さらに追っていくとまた吸蜜し始めた。
D7100+TAMRON 16-300mm
時間の関係だろか。
この蝶が吸蜜する場面は、今まで巡り合うことがなかったので幸運だった。他にも吸蜜する個体を見掛ける。また、カラスノエンドウやハルジオンなどでも吸蜜する個体も見られた。
D7100+TAMRON 16-300mm
D7100+TAMRON 16-300mm
トータルで5、6頭見掛けたが、かなり擦れた個体も含まれていた。
この場所では、ウスバシロチョウも2頭見掛けた。
NIKON 1 V3+VR 10-30mm
数年前から姿を見掛けることがあったが、平地の河川敷で発生するようになったのは何故なのだろうか。比較的山間部に生息するこの蝶は、近年狭山丘陵の一部でも個体数を増している。
温暖化が進んでいる現在において、低地に進出してくるのは何か原因があるのだろうか。