今年は季節の進行が早い。すでに奥多摩方面の渓谷ではメスアカミドリシジミが発生しているようだ。
発生期の早い渓谷へ様子を見に行くと、既に撮影者の姿がある。『
蝶と蜻蛉の撮影日記』のdragonbutterさんだ。構えたカメラの先にはメスアカの姿が確認できる。緑色の金属光沢を放ちながら渓谷上の空間を飛び回り、時折張りだした枝の葉に静止するが、撮影にはちょっと距離がある。
D7100+TAMRON 16-300mm
近くに止まらないかと暫く様子を伺っていたが、こちらが期待するような葉上はどうもお気に召さないようだ。
もう少し近くで撮影できる場所に移動することとした。移動中も渓谷上にはメスアカの姿を見掛ける。すでに発生はピークを迎えているようだ。
近くでテリを張る場所に着くが、静止位置が高い。目線より高い位置ばかりに止まるため、美しい翅表を写し込むことは難しい。
D7100+TAMRON 16-300mm
2度程低い位置に静止してくれたが満足いく撮影は叶わなかった。
D7100+TAMRON 16-300mm
D7100+TAMRON 16-300mm
この頃になるとウラクロシジミも舞い始め、メスアカと混飛することも多くなった。
ウラクロは中々静止せず、マンサクの多い場所に移動してようやく証拠写真を撮ることが出来た。
D7100+TAMRON 16-300mm
帰りがけに、モリアオガエルの産卵場所に立ち寄る。泡状の卵は数多く見られ、池の中からはあちこちで鳴き声が聞こえるが、樹上の親の姿が見当らない。
D7100+TAMRON 16-300mm(内蔵ストロボ使用)
D7100+TAMRON 16-300mm(内蔵ストロボ使用)
D7100+TAMRON 16-300mm(内蔵ストロボ使用)
D7100+TAMRON 16-300mm(内蔵ストロボ使用)
降雨が少ないからだろうか。やっと1匹樹上で休む成体の姿を見つけることが出来た。
D7100+TAMRON 16-300mm(内蔵ストロボ使用)