遅い梅雨明けから一変、連日35℃を超える猛暑が続き、平地でのフィールドワークは不快そのものだ。涼を求めて長野県にベニヒカゲを撮影に行く。
向かった先はスキー場ポイント。車も横付けで木陰に折りたたみいすをセットし、汗を掻けばそこで英気を養い撮影に興じることが出来る。
天気は曇り勝ちのため、時折日差しが遮られるとベニヒカゲの活動も鈍くなり、じっくり撮影することが出来た。
D90+SIGMA 10mm
D7100+TAMRON 16-300mm
D7100+TAMRON 16-300mm
やがてベニヒカゲが履き替えたサンダルに集まってきた。
D7100+TAMRON 16-300mm
D90+SIGMA 10mm
D7100+TAMRON 16-300mm
とりわけ黄色いベルトの部分に好んで集まっているように感じる。
露の残る草叢を歩いて濡れてしまった靴下を乾かしながらベニヒカゲが集まるかも試してみた。
D7100+TAMRON 16-300mm
こちらは余り効果が無かったようだ。どうもサンダルのゴムの部分やカメラのプラスチックの部分を好むようで、何がベニヒカゲを引き付けるかハッキリ分からなかったが、汗だけでは無いように思われた。
D7100+TAMRON 16-300mm
また、車のボディやタイヤなどにもよく纏わり付いていた。
D7100+TAMRON 16-300mm
D7100+TAMRON 16-300mm
数年前、湿原のポイントで汗の染みたリュックや帽子に沢山のベニヒカゲが集まってきたことがあった。その時よりさらに多くの個体がどこからともなく集まってきた。
ゲレンデにはベニヒカゲの他に飛び古したヒョウモン類が見られる程度であった。
D90+SIGMA 10mm
朝から半日、ベニヒカゲの撮影に費やし撮影枚数は相当なものとなった。