白馬を訪問するのは約20年振り。当時は春スキーの合間にヒメギフチョウを見る程度で、ギフチョウの写真撮影を目的としては今回が初めてだ。あわよくば珍重されるイエローバンドを撮影したいと夢見ていた。
すでに各氏が白馬詣でし、その成果がブログ上を賑わしている。今日は白馬のバンド情報にも詳しい「
フィールドノート」のtheclaさんと現地で合流予定であり心強い。
高速の渋滞もあり、白馬には自宅から4時間近くかかってしまった。高速を下りて一般道を暫く走るが、残雪の残る北アルプスは美しく長距離運転も苦にならない。
待ち合わせのポイントには9時前に到着。カタクリが一面に咲く雑木林。すでに一人このポイントでギフを待つ人がいて、様子を聞こうと声をかけると「
蝶と里山の浪漫紀行」のF氏であった。
2人で暫くこの場で待つがギフは一向に姿を現さず、そしてtheclaさんも現われない。
結局theclaさんは別のポイントで撮影中。私の携帯に何度か連絡を入れたが、携帯をリュックの中に仕舞い込んでしまったため繋がらなかったようだ。そのためF氏を介して連絡をもらい、そちらのポイントに移動することにした。
移動途中に道を横切るギフを発見、車を止め様子を見ると近くのカタクリで吸蜜開始。慌ててカメラを取り出し慎重に撮影。
D70+SIGMA 17-70mm
D70+SIGMA 17-70mm
このギフは今日羽化したようで活動も鈍く、良いモデルとなってくれた。
D70+SIGMA 17-70mm
これで初期の目的を達成し、あとはバンドが撮影出来れば・・・
ここで暫く時間を費やしてしまったため、theclaさんと合流できたのは11時近かった。
ポイントには「
蝶の写真館」のダンダラさんご夫妻や関西方面からも各氏が来ていた。
すでにバンドを撮影したとのことで期待が高まったが、時間的にもギフの活動が活発化し中々静止してくれない。午後2時頃まで粘って、何度かカタクリ吸蜜などのチャンスもあったが全てノーマル・ギフ。
結局バンドの夢は叶わなかったが、初訪問としてはそれなりの成果もあり、同好者との交流やポイントの状況なども分かり十分満足であった。
帰宅後、飛翔写真などを念入りに確認するもそれらしきは含まれてなかった。
皆さんお疲れ様でした。